304話 器 [サンデー結界師]

「シャッターアイランド」観てきたんです。
そのときの感覚に近い[あせあせ(飛び散る汗)]
本誌、3回くらい読み直しました。

以下、サンデー感想。

サブタイからいくと肝は
「総帥、復讐計画に最適な器を発見!」でしょうか。

  逢海兄弟、その肉体はあくまでも器。
  魂は、器が滅びるたびに脱出し、また新たな器へと・・・。
  そして「とんでもない大当たりを引き当てた」

感じたこと、そのまま箇条書き。

  ・カケルがだんだんまともに見えてきた。
  ・兄弟の確執、どこまで。。
  ・水月、怖い女・・・。アイツ・・・元凶ってもしや水月では?

数年後、突然起こった“ドゴォン”に、
土使い能力て!とか、まるでドラえもん「アパートの木」やん♪とか
ちょっと吹いたものの、内容は明るくないですw 
総帥のストーリー&ヒストリー。
ヘビーだわ;人間のダークサイドを追求した感じ・・?
いやいや、でも!!
穴倉のなか「放っといてくれ」な裸の王様、カッコ悪すぎでっせ[がく~(落胆した顔)]

  ①逢海兄弟の確執と水月の存在
  ②夢路の目指していたものって?
  ③とんでもない大当たりって?

3点まとめて考察してみる。

単行本を読み返してみました。
27巻の「262話 10割」と「264話 嘘」です。
(ついでに自分の該当記事も読んだら・・・何その感想!?ってなった[もうやだ~(悲しい顔)]

  総帥は傀儡だった。
  あやつってたのは弟の夢路。
  ただ、そこに夢路の誤算があった。
  総帥の能力は想像以上にすごかったのだ。
  さらには、総帥と接触した水月が夢路の裏切りを明かしてしまう。
  そして復讐に元気出す総帥。
  争い・・・兄弟げんか勃発;

こんなところでしょうか・・・
あ、補足として 「神佑地狩り」。

  そのメリットは「神佑地の力が手に入る」ってこと。
  己の能力だけでは総帥に敵わないと知ってる夢路。それで・・・。

ココは、もうこういう解釈で良い(??)としてw
先週、私が疑問に思った
「どうして総帥、引き篭もってるの?」を考えてみました^^


元気出したのは“復讐という仕事”ができたからですよね。
以前は、ミチルが
「新しい気晴らしを考えて差し上げなければ・・・」
と、心配する状態にありました;

カケル相手に将棋を指して時を過ごしていたときのセリフで
私がこんなだから、いつもあいつが代わりに動いて・・・」
っていうのがありましたが、「こんなだから」って何?
働き者の弟と、ニートな兄の図ですかい。
一瞬、“あかんがな、兄ちゃん”思いましたが、
そうではなくて、夢路が意図的につくりあげたモノだとしたら
ちょっときついですね。ただ生きさらばえているという気がして;

兄は、汚いナリはしていても心は良かったのでしょう。
「私自身はもう、永く生きる意味などもはやないと思っているのだが―
そんなことを言ったら・・・あいつに怒られてしまうのだろうな」
―だなんて、
寂寥感だけではなく弟を思いやる雰囲気も漂わせています。
兄の魂には温もりがあったのでしょうね。
だから、人もついてきた。
たとえば零、出番は少ないですが、忠実そうですし。

夢路の目指していたものって、
「自らが傀儡師となり裏会を動かすこと」だったのでしょうか。
でもそれが水月の総帥への入れ知恵によりバレてしまって
それでじわじわ争いが起こって、挙句、神佑地狩りに手を染めた。
いっぽう、総帥のほうは「何もかも壊してやる!」
そして、“大当たり”を引き当てた―。

で、“大当たり”とは一体?と続いていく。

それにしても総帥、元々はヘンなヤツじゃなかった(?)だけに、哀れです;
バケモノとして生きるか、善良な人間として死ぬか。
彼が選んだ・・・選ばされたのは前者だったのか。


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