333話 計画 [サンデー結界師]

男と女。
複雑に見えるけど、実はシンプル・・なんだろな。

以下、サンデー感想。(長くなりました;)

ラストページ横の「生きのびていた!!?」
これがなきゃ、わからんかった・・・。

弟・夢路。

ヤツは生きのびていた。(・・・って解釈でよいのね?)
零の身体に乗り移ってた・・・?

うー・・・頭のなか、整理します。
そういう意味からも
「前号まで」あらすじ文を読むの、今週はとくに大切。

で、今話。

登場人物それぞれに動きがあります。
ざっと箇条書き。

  ・正守と無道・・・総帥暗殺使命完遂のため、異界への入口へ。
            入った途端、門番と名乗る双頭の蛇に遭遇。
  ・ぬら・・・・・・・・・優勢から一転、戦況悪化。
  ・壱号・・・・・・・・・不意に参号発見→追跡→戦闘?
  ・総帥と零号・・・・総帥と夢路?

それから、
今週も登場はなかったけれど、時音。
彼女は変わらず覇久魔の主を説得中?とみられます。

感じたこと。(②に特化しました)

  ①ぬらって・・・やっぱどこまでも女なんだよなぁ;
  ②水月は総帥の妻でありながら夢路と・・・。

まず、①「ぬらって」

なんつーか、指揮官であると同時に銃後の守りも・・・?
や、わかるよ。傷ついた仲間を放ってはおけないという気持ち。
だけど・・・それじゃ結局、誰も何も守れないんじゃ?
「あの方は、お心の乱れが支配力にも出てしまう。ここで心折れれば我等の結束が・・・」
―というギンの言葉にぬらの欠点を知り、
「えー?それって致命的なのでは?」と思った;
竜姫、ぬらのそーいう面を知らなかったわけじゃないでしょう?
こんなときこそフォローを頼みますよ;

つぎ、②「水月って」

昼メロは苦手ゆえ見ませんが、そんな雰囲気ですね[あせあせ(飛び散る汗)]

そうだったのか。。
総帥がここまで憎しみや恨みを糧に元気なのは

  「裸の王様になってた自分への嫌悪感」
  「さらには妻まで盗まれていた。しかも信頼していた弟に!」
  
  ・・・「尊敬していた先輩なのにショック」に共感やね、総帥[あせあせ(飛び散る汗)]

・・・失礼しました:

総帥の動力源「憎悪」。
孤独であるとか孤立している・・・と感じていた彼。
ブチ切れた瞬間はきっと
「妻までもが自分を裏切っていた。しかも元凶である弟とデキていた」
―この事実を知ってしまったときだと思う。

ひどいね、弟。
―て、妻も妻ですけど。

あ、総帥の動力源はわかったとして、じゃあ・・夢路のそれは?
同じく憎悪ですか?嫉妬?
惚れた女が義姉で、彼女欲しさに?
それとも元々、“兄憎し”で、だから水月を・・・なの?

『結界師』、
良守と正守における“兄弟いろいろ”がちょっと面白かったりします。
(※注:私は彼らの、いわゆるCP云々は苦手です[あせあせ(飛び散る汗)]

弟の潜在能力の高さ、自らの力の限界。
聡いだけにしんどくなってた正守。
でも今は吹っ切れてるというか、自分を認めることができている。

そして、ここにきて、
そんな墨村兄弟とはまったく異質で対照的な総帥・夢路兄弟の在りよう。

単行本27巻を開きました^^。

夢路と正守のやりとり。(既になんか懐かしいね)

  夢路:私は・・・裏会を守りたいのですよ

  正守:違う。あなたが守りたいのは自分の自尊心だ。
      あなたの、形ばかりの総帥への庇い立てからも感じていました・・・
      あなたは、心の中で自分の兄をずっと下に見ていた。
      その侮っていた相手に足下を掬われ力の差を見せつけられ、
      焦り、憤り、嫉妬した・・・
      裏会と各地の神佑地、被害を広げ、悪化させる原因となったのは・・・
      夢路さん、あなたのその態度 なのですよ。
      くだらない・・・こんなくだらないことにこれ以上俺達を巻き込むな・・・
      結局全部、お前らの兄弟げんかのせいなんだろ?

正守が言うところの「あなたのその態度」。
そう、とくにその態度のひとつである「妻・水月を寝盗ったこと」
これが引き金になったか・・・

壱号に語る総帥からも見てとれます。

時音が説得に挑戦中の「覇久魔の主=まほら様」

総帥は
まほら様にすべて飲み込まれてしまうのは構わない、仕方がないと考えている。

だが、我慢ならないのは 「水月に裏切られたままでいること」

・・・私、苦手なはずの総帥に少しばかり母性をくすぐられた気がしました;
人間くさい感じがしたからかな。。

ラストで零号の身体を器として生きのびていた夢路(・・でいいのね?)の

「どれだけ力を手に入れても・・・
いつまでも甘くて愚かだねぇ・・・兄さん

このセリフが物語る総帥の愚かさ。つまり“人間らしさ、人間くささ”。

さて、今年はこのお話が最後。(・・・黒かった[ふらふら]

今年も『結界師』にお世話になりました。ありがとうございました[わーい(嬉しい顔)]
来年も変わらず応援します[プレゼント]時音の出番、待ってます[リボン]

「烏森封印」のため、
それぞれ奮闘中なのだということ頭に留め、新年を迎えよう[晴れ]

6号発売は年明け1月4日(火)。

追記:リンゴを見つめる水月は、零号の中身が夢路だと気づいてる・・?
   以前、彼女にリンゴを放って寄越した場面がありました。
   あれってきっとよく見知った夢路の所作だったのでは?―だとしたら哀しい、みんな[たらーっ(汗)]

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