日々是妄想 [結界師のこと]

30巻まできたんだなぁ・・・と
我が家の書棚に並ぶ『結界師』を見てしみじみ。
同時に、
こういう感想(整理?)ブログのようなものに手を染めてから以後
果たして私ってば、
純粋にお話、楽しんで読めてるんだろうか、なんて思ったり。
で、現在の烏森うんぬん・・・いうことは今日は脇に追いやって
初期の頃の数冊、ぱらぱら、ページめくってみました^^。
で、いろんなこと考えた。



着想のよさ、好ましい絵^^☆
それに加え、ちょっと大仰な言い方ですが
人間の善意と悪意・・・などなど
相対関係にあるものが、なんか調和よく描かれてるっていうか。
あと、主人公たち・・・つまり良守と時音のことだけど、
彼らの特異な、結界師としての能力。
常人とは違うことが、普通にできちゃう・・・
これってほんとはスゴイことなのに、
普通に受容してる彼らは飄々と日々を過ごしてる。
スゴイとか人とは違うってことは、実は孤独だったりするはずなのに
そこは良守時音の場合、ふたりのあいだに
すったもんだあるぶんだけ、深刻な孤独を感じずにすんでた?

―って、ナニ語ってるんだかww

パティシエ、リストラサラマー、ノワール。
私、こーいうタイプのお話、もっと読んでみたかった・・・いえ、今も読みたい。
魔力に引き寄せられるのが妖でも人間霊でもいいから
もっと不思議バナシ、怪談、奇談ちっくなヤツ^^。
ああ、でも・・・・今はもう、
烏森学園の下に主はいないからまったく寄ってこなくなっちゃってるのかな。

結界師の敵というか討伐対象の妖たちに
ほとんど気味悪ささえおぼえなくなったのはいつの頃からだったろう?

今さらナニを・・とは自分でも思いますが
妖がいまいち怖くないというのは、ちょっと残念です;

せっかく舞台が夜の学校で、月明かりの下で、桜は狂い咲き・・・とかなんだもん。
背筋がぞわっとなるような妖とか人間の妄執とかさ・・・
ババーンと出るんじゃなく、どろりって感じで登場(昼間の学校も大いに利用して)
それを追跡調査、結界師がキビしく滅する&まるく解決する快感とか。
そーいうの味わってみたかった。

たとえば、
妄念とか妄執とかいったものが
何かを足場にして、この世に出てくる。←妖より怖いよ、絶対。。
んで、それら妄念を手助けするのが「烏森の地に未だなお残る力」
主がいなくなったそのあとも、かの地に残る思いのようなものが変異、
再び烏森周辺もややこしくなって―・・・。
時音と夜行諜報班wで調査、解決!とかさーww

宙心丸と開祖の話、裏会総帥の話は良守正守担当。
烏森奇談(※)は時音たち担当。(宙心丸が旅立った後の想定外事態[exclamation×2]
※たとえば、烏森の生徒に起こる不思議事件など

・・・・嗚呼。
タグ:結界師

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